2016年7月31日
■児玉町界隈
JR八高線児玉駅9時25分着。本日は群馬藤岡駅まで行って児玉街道ゴールとしたいと思う。児玉町に来るのも3回目だけど、ゆっくり見ていないので少し界隈を見ておこうと思った。
まず駅から●競進社模範蚕室へ向かった。養蚕技術の改良に一生をかけたという、競進社社長木村九蔵が明治27年に競進社伝習所に建設した養蚕専用の蚕室である。 九蔵は炭火の火力で内部の湿気を排除し蚕の病気を防ぐ「一派温暖育」という方法を考案したという。 その近くに●玉蓮寺がある。 武蔵七党の児玉党の領主児玉六郎時国の開基で、境内は時国の館跡という。 日蓮上人が佐渡に流罪となった時と赦免になった時ここに泊まったといわれる。
境内に接して●東石清水八幡神社がある。前九年の役の際、源頼義、義家親子が奥州征伐に向かう折りにこの地に立ち寄り、帰陣のさい、再びこの地に立ち寄り社殿を建立し、京都の石清水八幡宮を勧請したことから始まると伝えられている。●随身門は 宝暦6年(1756)の建立。 町の文化財。 ●社殿、青銅製の鳥居は享保7年(1722)に完成したもの。 9:50 |