浜街道(絹の道)・・・・・八王子から横浜まで
安政6年(1859)横浜港が開港され、輸出が始ると日本の生糸が横浜から大量に欧米へ送られるようになった。八王子は関東周辺、多摩地域の生糸の集積地であったが、直接八王子から横浜へ生糸が送られるようになる。このとき八王子市「遣水」地区の商人が仲買として、大きな利益を上げ「遣水商人」として名前を挙げることになった。生糸は馬、人力により八王子から南下し、「遣水峠」を越え、田端、小山を抜け、境川沿いに原町田に出て横浜港へと向った。このことにより「遣水」の人々は大いに栄える事になるが、長くは続かず、鉄道の開通などにより、「遣水商人」達にも繁栄は終りが告げられる。この道は「浜街道」と呼ばれていたが、昭和20年代に研究者により「絹の道」と名付けられた。現在開発により大部分道は失なわれてしまったが、一部「遣水峠」に「絹の道」として古道が整備されている。 ここを2009年5月2.3日歩きました。45km弱の行程です
参考書・・・・・「多摩の街道」(けやき出版)外
地図について、
東京の部分は「歴史の道報告書・絹の道(東京都教育委員会)」
神奈川県の部分は確実なものが入手できず、各ネットで検索
(http://kkg.jp/walk-route1.html#08-02-11 )
(http://homepage2.nifty.com/sa-osamu/hama.htm) |
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