■新薬師寺~滝坂道への道
★新薬師寺
新という意味は、霊験「あらたかな」という意味で、西の京の「薬師寺」に比べて新しいとか古いとかの意味ではない。
「天平19年(747)、光明皇后が夫聖武天皇の病気平癒のため新薬師寺を建て、七仏薬師像を造った」とある。現在の寺域は小さいが、東塔、西塔を備えた南都十大寺の1つに数えられた大寺院であった。●本堂は平ったい感じがするが、奈良時代の建造物として貴重である。堂内中央に本尊薬師如来像を安置、これを囲んで十二神将像が外向きに立つ。この十二神将像の大半が国宝となっている。撮影禁止で撮ることができなかった。他の●南門などは鎌倉時代のものである。 14:55 |