2013年7月25日
山陽道小郡宿からゴール下関をめざして歩きを再開。厚狭駅を目指すが、厚狭まで距離があるので朝早い方がいいと思った。 京都から新山口まで夜行高速バスがあったのでちょうど良いと計画した所、夜行バスが6月30日で廃止になってしまい、やむをえず前日着として25日に新山口駅に着いた。
以前から山口市内の瑠璃光寺五重塔を見たいと思っていたので、見物方々大内氏の遺構も少々見ておこうと思う。
★山口市内
12時頃山口駅に到着。相当暑いが、3時間程度のウオーキングマップに沿って、まず大内氏館跡を訪ねる。駅前から大きい道を行き、一の坂川を渡ると堅小路に出る。大内の殿様が通った道で真っ直ぐに造られている。左手奥に●龍福寺(大内氏館跡)がある。大内氏24代当主の大内弘世が、山口を本拠と定め移り住んだ時に築かれた居館。
北へ向って歩き●瑠璃光寺五重塔を訪ねた。寺の由来は少々複雑で、元々大内氏25代の大内義弘が現在の場所に香積寺を建立したのが初めで、陶弘房の夫人が仁保高野に建立した安養寺を改名、移転したのが現在の瑠璃光寺である。五重塔は国宝で嘉吉2年(1442)頃の建立。自分の貧弱な筆力では魅力を伝えられないが、檜皮葺の屋根が非常に美しく、しばしその美しさに見とれて過す。 駅へ戻る途中の亀山公園の中にある、●サビエル記念堂。初代の建物はザビエル布教400年を記念して建てられたが、焼失して、平成10年に再建された。 その後新山口駅に戻り、東津橋から本陣跡まで小郡宿内を歩いておいた。 |