突き当たりに●旧羅須地人協会跡。 大正15年農業指導のため、この地にあった宮沢家別宅を改造した建物。現在は花巻農業高校敷地内に移転している。奥まった森の中に「賢治詩碑」があるようだが見に行かなかった。
散歩道を戻ってくると、正面は●同心屋敷跡です。茅葺き曲り家の同心屋敷が保存されている。 向御組町(現桜町)同心の始まりは、天正19年(1591年)、豊臣秀吉による奥州仕置きで、花巻城を支配した浅野長政家臣一隊の屋敷が当地に置かれたことに由来する。 屋敷から旧道の市道へ戻る途中左手に●おくらと呼ばれる小屋がある。「羅須地人協会」がこの地にあったとき、その庭にあった建物で、協会が移築された際に、近所の青年がこれを譲り受け保存していたという。「おくら」とは肥料や農具を入れておく物置と厠を兼ねていた小屋のことを指すらしい。 15:45 |