奥州奥道中
奥州街道は江戸から宇都宮~白河~福島~仙台~平泉~盛岡~青森を経て津軽半島の三厩へと至る日本最長の街道で114次。 宇都宮までは日光街道と同一行程。 宇都宮~白河の区間を幕府の道中街道が管轄し、狭義の「奥州道中」と呼ばれ、白河以北では勘定奉行の管轄に置かれ、各藩で維持管理が行われた。
呼び名については白河以北を奥州奥道中(街道)。又仙台城下までを「仙台道」。仙台盛岡間を「盛岡道。盛岡から三厩までを「松前道」とか呼ぶこともあった。ここでは白河から三厩までを「奥州奥道中」と呼ぶことにしたい。宿場は85宿あったが、距離が1km未満から13km程度とマチマチだった。
泊まりがけを繰り返して完歩したいと思います。
主な参考資料】
「奥州街道 歴史探訪・全宿場ガイド」 (無明舎出版編)
「歴史の道調査報告書「奥州道中 白坂境明神―貝田」(福島県教育委員会
「岩手県文化財調査報告書第36集 奥州道中」(岩手県教育委員会)
「青森県「歴史の道」調査報告書 奥州街道(1)(2)」(青森県教育委員会) |
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