■平館弥蔵釜~平館元宇田
元宇田の集落に入ると、左手に、●日蓮宗、宇田山聞法寺がある。門前に●船に乗る日持上人と船頭蠣崎甚兵衛像が立っている。鎌倉時代後期、永仁3年(1295)日持上人が伝道の為、蝦夷へ渡る際、元宇田の守護神に海上安全を祈願、翌年、船頭蠣崎甚兵衛の案内で無事に蝦夷へ渡ることが出来た。その際、上人が海上で法華経を唱えると、初めて見る大漁の魚が浜辺に打ち寄せ、漁師達は喜び「法華の坊さんが授けてくれた魚」として “ホッケ”と名付けたと云います。「ホッケ」の名前の由来がこんな所に書いてあった。
すぐ先左に●胸肩神社。胸肩は「宗像三神」でしょう。航海安全の守り神。 ●元宇田の集落。木造の家屋が山裾に張り付いています。廃屋もチラチラと。 すぐ先で●歩道が無くなり、海岸には岩がゴロゴロ。北海道渡島半島がうっすら見えます。 8:53 |