大和街道
京都と奈良を繋ぐ街道は奈良(大和道とも)街道といい、宿場としては秀吉の時代、伏見、長池、玉水、木津の4宿があった。距離は京都、奈良間40km程度である。ルートは京都南部に「巨椋池」があった為、迂回するルート、縦断するルートなど複数あった。
1 山科から巨椋池をさけて、六地蔵、宇治を通り、奈良へ至る古代からのコース。
2 平安遷都後、京都から巨椋池をさけて、深草から東へ折れ、六地蔵、宇治経由で奈良へ至るコース
3 東海道の髭茶屋追分で分岐し、小野、醍醐を経て、六地蔵経由で奈良に達するコース
4 秀吉が巨椋池に小倉堤を作ったので、伏見から堤を経由して奈良へ至る最短のコース。
今回このコースを歩きます。ゴールは奈良の北の入口という東大寺転害門
参考書
1 京都から伏見までは「伏見街道」と呼ばれ、手持の図書で間に合った。
2 伏見から観月橋を渡り、小倉堤を経由して城陽までのコースは「京の古道を歩く、増田潔」、「地図で読む百年 近畿Ⅰ」を滋賀県立図書館で借りた。
3 城陽から木津川までのコースが、資料もなく、歩いた記録も見あたらず一番難航した。 結局
http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~asait/map/kyouto/kyouto.html#section3
これは東海道五十七次京街道を歩いた時もお世話になったHPですが、ここに見つかり、ここでの地図を借用しました
4 木津川から南の東大寺へのコースは適当な図書がなく、ネットで色々収集して、コースを決めました。 |