■二万口~吉備寺
「真備北」交差点を過ぎた先に、「吉備真備公産湯の井戸右350m」という標識があるので、右折して行ってみた。
右手に●吉備公館址の石碑が建っている。このあたりはかって、天原(てんばら)と呼ばれた地名で、吉備氏の居館があり、吉備真備が生まれた屋敷跡だと伝えられている。
対面に●真備公産湯の井戸というのがある。案内板によると、・・・・吉備公ご生誕の前夜、この井戸に星が落ちたので、この井戸を「星の井」と呼び、この水で産湯を使われたので、それからこの井戸が「吉備大臣産湯の井戸」と言い伝えられている。 14:50
吉備真備(695~775)について
吉備真備は奈良時代の学者、政治家。正二位、右大臣
備中の下道郡(現在の真備町・矢掛町付近)の豪族下道国勝の子で、若くして遣唐留学生に選ばれ、在唐19年の間、儒学・歴史学・政治学・経済学・法律学・数学・天文学・暦学・兵学・音楽など多方面にわたって学び、奈良時代の諸制度の整備、文化の繁栄に計り知れない貢献をいたといわれる。また伝説ではあるが、囲碁の始祖であるとか、カタカナの発明にも貢献したともいわれている。 |
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