■広島県境~一里塚
入口から1㎞位の所が県境で、●県境の碑が建っている、広島、岡山県の元標までの距離、七日市駅、神辺駅までの距離が刻んである。 備中から備後に入るわけだけど、普通、川とか、道路が境界になっている例が多いと思うが、ここは普通に集落が連続しているので県境を越えているという意識が出てこない。境界間際の家は行政的に混乱があるのではないかと思う、 |
さて、今まで「歴史の道調査報告書 兵庫、岡山県版」を使用してきたので、学術的にも信頼が置けた。しかしこの先、広島県では「調査報告書」を作成していないようで、他に信頼の置ける資料が見あたらなかった。「中国路48次 中国新聞社」、「太陽コレクション 山陽道」などがあったが、記載してある地図が小さすぎて、参考にするには適当ではない。 「ひげの梶さんと西国街道を歩こう!梶本晃司」という本が唯一、入手できた。
しかし地図がイラストの上に、広島県中心部から東へ歩いて来ているので、本の後ろから参照する必要があった。また髙屋から神辺手前まで、しばらく空白となっている。そこでネットで、あちこち探してみた地図により、神辺に向うしかなく、この先神辺までは正しい山陽道かどうか、自信がありません。 |
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広島県に入ったら、気持、道が広くなり、家が少なくなってきた。しばらく進むと●一里塚がある。隣に菅茶山先生 「髙屋途中」という漢詩碑もある。右手に四ツ堂という東屋がある。当時の領主が、旅人の休息の場にと作ったものという。 15:40 |