■草津東~草津南駅
御幸橋の手前、右手に大きな古い旧家が見えた。●小泉酒造という。案内板が立っていて、江戸時代の終り頃の建物。大きな屋根に煙り出しが付き、軒が長く低い。
明治18年に明治天皇行幸の休息所に利用された。その記念碑店の前に立っている。
このあたりは間の宿、草津宿があった所といわれる。 神功皇后の征韓伝説で軍津浦輪(いくさつうらわ)と呼ばれ、軍船が集結したとされる。草津宿は広島城下と廿日市宿との中継地の間宿として繁栄していた。しばらく進んだ左手に●大釣井がある。このあたり新道ができるまで、海であったといわれ、漁民や町人の貴重な飲水に使われ、また防火用水としても使われたという。 14:40 |