西高野街道
西高野街道は大阪方面から高野山を参詣する高野街道の一つで、堺の大小路と大道筋の交差点を起点として南東に向い、狭山を経て、途中で中高野街道と合流し、その後、河内長野で東高野街道と合流し、一本の街道となります。一本となった高野街道は、三日市から紀見峠の峠を越え、橋本を経て「高野女人堂」に向かいます。江戸時代には中世以降、重要な港町として発展した堺を起点とする為、西高野街道は、高野参詣の本道として大変賑わいました。またこの街道の特色として、堺市榎元町から高野山女人堂まで、ほぼ一里毎に13本の里石が立てられ、すべて現存しています。西高野街道として、堺の大小路から河内長野まで18km程を1日で歩きました。
ルートは
「歴史の道調査報告書 高野街道」(大阪府教育委員会)
「大阪ウオーキングマップ 東高野街道」(大阪府都市整備部)
「西高野街道の里道標石をたずねて」(橋本市観光協会)によります。 |