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赤山街道を歩く 2 (赤山陣屋跡~越谷道) |
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赤山城記念碑-西福寺-二ツ橋-辰ノ口-旧日光道-久伊豆神社-花田-古利根川-松伏-旧杉浦陣屋跡 16.30km |
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■花田1丁目~野鳥の森 県道は変わり映えしないので淡々と進み。定使野橋(じょうつかいのはし)から●新方川を眺めた。この変わった橋の名前の由来はわからなかった。新方川千間堀とも呼ばれ、中川水系の一支流。対岸には●キャンベルタウン野鳥の森がある。 野鳥の森の対面、県道を一本右に入った●水路(掛樋堀?)と交差する脇の道を挟んで左側に●小さな常夜燈らしきもの、右側に●道標を兼ねた庚申塔と青面金剛像が並んでいる。庚申塔の二基は元は県道寄りの南側角にあったというもの。道標に「左 ふどうみち 右 のだみち」と刻まれ、県道を北に進む と野田、南に進む大相模の不動尊に通じていることを示している。(越谷市郷土研究会の資料を参照しました) 13:55 |
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■堂面橋~みどりの丘公園 橋の先●かがり火公園から左の県道10号へ行く。公園には道標があったらしいが見落とした。 左手に●大広戸神明社。由来などな全くわからず。 その先右手一帯は●みどりの丘公園。里山、広場、水辺からなる原風景を創出し、樹林や野鳥、草花、昆虫などのふれあいを通じ、公園利用者が心も体も元気になることを目指して計画した公園ということで作られた。 15:05 |
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■みどりの丘公園~杉浦陣屋跡(カインズホーム) 公園の西縁を北上して行くと、ポツリと立っているのが●道標を兼ねた石塔。 正面に「むかふ かすかへ」、右側面に「むかふ こしがや」、左側面に「むかふ ほう志花」と彫られ、それぞれ 春日部、越谷、宝珠花、の方向を目指す。 石塔から西へ行くと●八幡神社がある。大きなイチョウが数本立っているのが目に付く。 旧道は神社の右隣を真っ直ぐ進むのだと思うが、途中で水田になってしまい、左折して県道へ迂回した先に● カインズホームがある。 ここがなんと杉浦陣屋の敷地だったという。ここまで変わってしまったのは珍しいと思う。 この陣屋は慶長5年に上杉氏討伐のため小山まで出陣していた家康が、江戸に引き返す途中でこの地に寄り、この場所に築くように指示したものといわれる。これを伊奈氏家臣の杉浦定政が拝領したというものだと伝わっている。県道に面した建物の所に●説明板が立っていた。 これで赤山街道越谷道は終わり、バスでせんげん台駅へ出た。 次は吉川道へ進みます。 15:25 |
赤山街道を歩く 2の2 (越谷道分岐~吉川町場) |
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越谷道分岐-瓦曽根-不動橋-大聖寺-大相模-東埼玉道路-吉川橋-延命院-交番前 5.44km |
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■瓦曽根~谷古田用水取水口 ●土手沿いの道を進む訳だが,しばらく元荒川の自然堤防の上を歩くことになる。左手の川は「逆川」でこのあたりではせき止められて「瓦曽根溜井」と呼ばれている。その左側に元荒川が流れる。右手に●稲荷神社がある。創建年代は不詳で、この地には武田勝頼の子千徳丸と共に落ち延びたという元沼津城主中村彦左衛門一栄が土着し、その家の屋敷神として祀られたともいう。 神社の奥まった所に●照蓮院がある。天正19年(1591)家康より寺領5石の御朱印状を拝領したという、越谷では由緒のある大寺。 旧道に戻って先に進むと、右手に●庚申塔道標が「越谷市郷土研究会」による立派な案内板と共に立っている。 案内板によれば・・・ 右側面に「これより上、じおんじ 三里半」、左側面に「これより左、吉川へ壱里 大さがみ内 これより右、市川まで五里」・・・とある。 「じおんじ」は岩槻の慈恩寺を指し、玄奘の遺骨を納める寺で有名で、江戸川区から続く慈恩寺道の一つであろう。 10:45 |
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■谷古田用水取水口~大聖寺 ●元荒川の土手脇の道を歩く。左側の一段高い土手は後になってからのもので、ここが元々の自然堤防上の道と思われる。●不動橋が見えてきた。旧道はここを右手に折れる。その手前で土手を降りて行くと、大相模大聖寺のハデな●東門へ出る。 11:23 |
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★大聖寺 大聖寺は越谷市最古の寺院である。天平勝宝2年(750)開基したといわれ、中世には不動院と称して岩槻城主太田資正や北条氏繁らの尊信を受けていたという。天正19年(1591)家康が当寺に投宿、寺領60石の御朱印状を拝領し大聖寺と改号した。●山門は江戸時代の正徳5年(1715)の茅葺きであったが、文化元年に瓦葺きとなり、その後明治に銅葺きとなっている。● 山額の「真大山」は松平定信の筆という。 山門の突き当たりが●本堂。境内はかなり俗っぽく大相模ぴんころ地蔵尊なんてのもあったりする。 ●茶店 「虹だんご」があり、メディアにも出る人気。だんごは1本130円。やわらかくておいしい。東門へ続く右手に●庚申塔があって、元は本堂裏手の元荒川の土手上にあったという。 |
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1 大宮道 | 3 千住道 |