■豊原南信号~櫛田川 ※ 写真をクリックすると拡大します
2012年7月16日 8時55分
昨日泊っていた「松坂 フレックスホテル」を出て、松坂駅から櫛田駅へやって来た。早速●豊原南信号あたりから歩きを再開する。 県道37号を渡り、そのまままっすぐ進むと昔の立場の●豊原村、現在の豊原町。櫛田川を控え、俗にくし田とも呼ばれ、宿駅ではないが、茶店が多く、宿泊もできた所。左手に連子格子の古い家があるが、「今井本」に記載のある、「紅葉屋」にあたるかどうかはわからない。 現在の櫛田川の下流に昔は板橋が架かっていたといわれるので、旧道を巡って、現在の櫛田橋を渡るために、土手のあたりをぐるっと回るように歩く必要がある。
堤防に突き当たり、ここを左折するが、その角に●「左さんくうみち」「右い賀みち」と彫られた文政2年(1819)の道標が立つ。次の角を右折すると、再び櫛田川の堤防に突き当たる。ここに●宇治山田、津、松坂などへの里程を刻む里程標がある。江戸時代には渡し場があった所、ここから春、冬の渇水期には仮橋で、夏、秋の増水期には舟で、対岸へと渡していた。現在はもちろん●櫛田橋を渡る。 9:10 |