五日市街道
徳川家康の江戸入府後、五日市(現・あきる野市)や檜原から木材、炭などを運ぶために整備された脇街道で伊奈道とも呼ばれた。東京都杉並区梅里で青梅街道から分かれ、吉祥寺、砂川、牛浜の渡し、伊奈宿を経て五日市宿に達する全長約43kmの道です。
しかし1956年、横田基地拡張に伴い、立川市西砂町~福生市第5ゲート前交差点の区間が米軍に接収されて分断されてしまった。そのため現在の五日市街道は、西砂町宮沢付近から横田基地の南側を迂回するコースとなっている。
参考書
1 「歴史の道調査報告書・五日市街道」(東京都教育委員会)
2 「五日市街道を歩く・筒井作蔵」(街と暮し社) |