~犬居宿
国道に下りて、向い側に●瑞雲院。創建は養老2年(718)というから古い。天正二年の武田方との戦いの際、家康は、ここに本陣を張っている。 犬居橋を渡り、すぐ左折。 左手に●秋葉山常夜燈がある。気田川渡船場付近に建てたもので、渡船はこのあたりに着岸している。 道なりに右折して行くと●旧犬居宿に入ります。犬居宿は二俣・森方面と北遠・南信地方などとを結ぶ交通の要衝で、中世、天野氏配下のもとに市場が営まれた。江戸時代、旅籠が建ち並び「乾町」とも呼ばれ賑わった。が、浜松からの街道に当たる「領家村」の方の旅籠が発達し、衰退していったという。現在では県道が拡幅され、面影は残っていません。 10:55 |