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西近江路を歩く 4 (大津市~海津町) |
歩行地図はこちら 地図 |
新旭駅-熊野本-木津-今津-ヴォーリズ通-宮森公園-石田川-マキノ-海津 17.80 km |
1 札の辻~堅田 | 2 堅田~近江舞子 | 3 近江舞子~新旭 | 4 新旭~海津 |
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■中沼~日吉神社 右手に●旧今津桟橋跡地がある。中ノ川左岸に桟橋が造られた。あたりには鮮魚店が多い。 右手の●丁子屋はもと旅籠で、現在の旅館を経営している。木造二階建。片入母屋造で江戸後期の建築であるという。 道は●住吉神社の先で西へ向っている。神社は今津村の氏神で、弘安元年(1278)に当地に勧請されたと伝わる。 |
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■マキノ支所~旧海津宿 支所の先で右にカーブして進んで行くのだが、旧道はマキノ中学校の校庭を分断して東西に進んでいるようなので、迂回して行くしかない。そこでバス通りを進んだ。やがて国道161号に合流し知内川橋を渡る。 国道を真っ直ぐ進むと、前方に●"マキノ駅"が見えてきた。西浜交差点を横断して湖岸に出て左折すると●海津町へ入って来た。昔の海津宿である。湖岸に出てみると石積みが続いているのが見える。海津には北陸からの海産物が運ばれ、海津港から航路大津などに向った交通の要衝であり、藏や宿場が営まれていた。ただ台風による琵琶湖からの風波の被害が大きく、江戸時代甲府藩領の元禄16年、代官の西与一左衛門が大規模な石垣の築造工事を実施した。 |
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★海津宿 左手●蓮光寺に代官だった西与一左衛門の墓がある。 右手に「旧海津港跡」があって、●桟橋の杭が残っている。西浜、海津一帯に残る統的な石積みや生活習慣、伝統的漁法などが評価されて全国で5番目の「重要文化的景観」に剪定されている。左手に●蔵元吉田酒造がある。地酒竹生嶋を製造している。 |
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■旧海津宿~海津交差点・七里半街道入口 ●海津東浜へ来るが、伝統的な木造の民家が沢山ある趣深い町並であった。街道はその先で二手に分かれる。右に取ると海津大崎で、琵琶湖八景「暁霧・海津大崎岩礁」がある。左に折れるのが西近江路であるので左へ曲る。西近江路ゴールの●海津交差点に到着した。国道脇を●追坂峠へ通じる旧道が続いている。本当は追坂峠まで行きたいが、帰りの電車のこともあるので今日はここまでとした。 追坂峠を起点として終点敦賀まで、七里半街道と呼ばれた。若狭の海産物が七里半の陸路を経て海津で船積みされ、大津まで湖上輸送されて行ったという歴史ある街道であるので、一度歩きたいと思っている。山越えで約30kmは辛いかなと思う次第。この後マキノ駅まで2kmほど戻って帰宅した。(2013年5月26日七里半街道終了しました) |