■門下町~安行慈林・宝厳院
地形の凹凸がある所であるが道なりに行き、突き当たって右に折れると●分岐に出た。旧道は左を行くが、右へ行くと宝蔵院という大きな寺があるので、寄って行く。 慈林薬師手前左手に●貞享2年の銘のある庚申塔が立っている。
その先に慈林寺 がある。真言宗智山派の寺で三勅山慈林寺宝厳院と号し、地元では慈林薬師の名で親しまれている。武蔵国新四国八十八所霊場の最終札所である。
道を挟んで右側に● 慈林寺薬師堂。銅製の薬師如来像立像が本尊。左側が本堂でコンクリー製の建物。左手奥に●仁王門がある。 文政9年(1826)再建の八脚門で、正面には仁王像が立っているが、背面には●風神、雷神像があるのが珍しかった。このあたりの地名が「慈林」、「赤井」でいずれも寺にちなむので昔は相当大きな寺であったろうと思う。 10:20 |