2016年4月10日 ※ 写真をクリックすると拡大します
■下妻街道踏切~大町2丁目
東武線、JR水戸線経由で下館駅に8時40分頃着いた。今日のゴールは益子辺り。距離30km程度あるので相当急がないといけない。早速歩きを再開するわけだが、下館駅北口を左に進み●下妻街道踏切から始める。しかしながら踏切から田町交差点までは前回歩き終わっているので、写真は前回の分です。
緩い坂道を上がると●妙西寺がある。妙西寺の前に●加波山事件志士の裨が建っている。 加波山事件は明治17年、下館の民権家富松正安等が起こした栃木県令三島通庸等の暗殺未遂事件のことである。暗殺計画が明らかになると、加波山に決起、「圧制政府転覆」等を呼びかけた。主導者らは死刑の判決を受け、妙西寺に富松正安・保多駒吉・玉水嘉一・平尾八十吉の4名が葬られ、「加波山事件志士の墓」として市指定文化財となっている
県道を真っ直ぐ進むと右手に●中村家住宅がある。中村家は下館で代々続く旧家であり、中村家所有の美術品を改造した土蔵で公開している。土蔵造りの建物が美術館。又脇に立つ「中村兵左衛門氏顕彰の標」によると、十三代中村兵左衛門は二宮尊徳の教えに感銘し。江戸時代の天保7年(1836)の大飢饉に多額の負債を抱え窮乏する藩の財政再建と農村復興に尽力したという。
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