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本坂通(姫街道) 浜名湖の北側を通って、東海道見附宿、又は浜松宿と御油宿を結ぶ街道で、本坂峠を経由したことから本坂通とか、又女性が浜名湖の渡しをきらったり、新居関所を嫌った女性が多く通ったことにより姫街道とも呼ばれた(諸説あり)。江戸時代初期には見附から安間、市野宿を経て気賀に至る経路をとっていたが、後期以後浜松宿のからの経路が主流になっていった。宿駅は気賀、三ヶ日、嵩山(すせ)の各駅が置かれ、浜松から約50km 見附からは約60km。 ここを浜松-御油間(2泊3日)と見附-浜松追分間(1日)と分けて歩いた。 資料 歴史の道調査報告書(姫街道 静岡県教育委員会) |
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1 浜松~西気賀 | 2-1 西気賀~本坂 | 2-2 本坂~豊川 | 3 豊川~御油追分 | 4 見附~三方原追分 |
![]() ![]() 佐鳴予備校前にあるのが●三社神社。延暦14年(795)坂上田村麻呂の勅を受けたという由緒ある神社で、三方原合戦では兵火にあい全焼している。代々城主の祈願所として今日に至っている。神社の横が庄内道の起点になっている。市街地に珍しく大きな高い松が何本もある。 ●浜松北髙東交差点の先、国道の左脇を通っているのが旧道らしいが、国道右隣が重要な史跡の犀が崖なので国道を進みました。 10:00 |
![]() ![]() ![]() ●落合川を渡ります。右手から都田川、左手から井伊谷川が合流するので落合川と呼ばれます。 川の左手に渡船場がありました。 落合橋の先は昔の●気賀宿。落合橋を渡って右の袂に小さい●宝生地蔵菩薩がある。光背に「右はままつへ三里半、左秋葉山道宮口へ二里 二俣へ四里」と刻まれている。 13:57 |
![]() ![]() ![]() 気賀駅北の交差点のすぐ先、右手に●気賀宿本陣中村家跡がある。本陣は代々中村家が勤めていた。 本陣跡のすぐ先、左手に本陣前公園がある。案内板の裏に"幕末の界隈を説明した絵図"が書かれていて、当時の様子がよくわかります。その向かいに●正明寺があります。山門は廃寺になった宗安寺の山門を移したという。本陣中村家の菩提寺として栄え、本陣危険時に御退場寺にもあてられていました。 裏手に先ほどの●犬くぐり道が通っています。 14:55 |
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■ダイダラポッチの足跡~西気賀 ゆるく上がって行くと道は●二股に分かれ、姫街道の矢印に従い左へ下りて行くようになります。眼前に●浜名湖のパノラマが広がり、昔も旅人は大喜びをしたことでしょう。下り始めの所に「小引佐(こいなさ)」の案内板があります。 その先の下り坂はミカン畑の中を進み、平になったら所は昼なお暗いという感じの石畳でした。このあたりの石畳は完全に復元された道できれい。●民家の所へ出てきて、旧道は尚真っ直ぐ進む訳だけど、左に200mも行けば西気賀駅であるので、本日はここまでとし、駅へ向かった。このあたりレイクタウン西気賀という住宅街が広がっている。宿泊は西気賀駅から二つ目の「佐久米駅」の近くの「グリーンプラザ浜名湖」。でした。 15:50 |
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2-1 西気賀~本坂 |