★豊川稲荷(妙厳寺)
続いて豊川駅に向かい、西側に広がる豊川稲荷へ。
稲荷というと稲荷神社というわけになるが、稲荷信仰には神社系と仏教系の2系統があり、明治の神仏分離までは一緒くただったらしいのだが、神仏分離令により、以後2系統に分離された。
神社系は京都「伏見稲荷」が総本宮で宇迦之御魂神(うかのみたま)を祀る。
仏教系はここ豊川稲荷が本山で正式の寺号は「妙厳寺」と呼ばれ、本尊は千手観音で、仏教系の(ダキニ天)を鎮守としている。このあたりややこしい。神仏習合時代の名残で境内に鳥居が立っていたりするのでなおさらややっこしい。
●総門は入母屋造、唐破風付きの四脚門。明治17の建立。大きな●鳥居をくぐると突き当たりに●壮大な本殿が建ち、吒枳尼(ダキニ)天を祀る。明治41年に着工し、昭和5年に竣工したという。 建物の多くは明治以後のもので比較的新しい。 まあ 寺なのに巨大な鳥居が普通にあったりして面白い寺ではあります。 25分程滞在 |