2014年7月12日 ※ 写真をクリックすると拡大します
■栃木駅~開明橋
午前9時 ●東武栃木駅到着。今日で例幣使道5回目、壬生街道との追分けである楡木まで行き、ゴールとしたい。
駅到着後、直ちに前回の終了地点である、左右の方向は「大通り」と書かれた案内標識がある交差点へ向かった。大通を渡って道なりに進むと県道31号線に合流する。合流したら●少し先の交差点を左に曲がって行く。巴波川に架かる開明橋の手前左手に●熊野神社が鎮座している。神社はごく普通のものだが、境内に●石仏が3体建てられているのは神仏習合時代のなごりであろう。開明橋を渡ると木戸が設けられ、宿の入口を示していたという。橋の向こうに古民家が1軒見える。橋を渡って栃木宿に入るとしよう。
9:20
栃木宿
栃木は皆川氏五代広照が天正19年(1591)南端の城内町に栃木城を築いて城下町を形成したのに始まる。皆川氏没落と共に廃城となるが、巴波川の河川交通を利用した市場町として、また、例幣使道の宿駅として発展した。明治維新後、一時は宇都宮・栃木ともに県庁が置かれたが、宇都宮に県庁が移り、栃木は県名に残るだけになった。本陣1 旅籠7 |
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