2015年9月22日 ※ 写真をクリックすると拡大します
■高坂駅~高済寺
武蔵野、東武線経由で高坂駅に8時前に着いた。早速、県道交差点まで来て、街道歩きを再開するのだが、その前に東側にある●高坂神社に寄っておく。この神社の歴史は古く、大同年間(806~10)坂上田村麻呂がこの地を通った時に、日本武尊がここに陣屋を置いたという故事にちなみ、その旧跡に社を建立し、八剣(やつるぎ)明神社と号したことにはじまるという。
県道交差点まで戻って北上を始める。先は●旧高坂宿だが、昔の面影はあまり無いが、古い家並みも残り、いくらか雰囲気は感じる。左手に●立派な門を持つ家がある。 8:40
8 高坂宿
戦国時代の豪族、高坂刑部太輔が高坂館を建設し、その周辺に人家が集まってできた町が 高坂宿であった。江戸時代に入ると川越・児玉往還の馬継ぎ場として整備され、さらに千人同心街道も高坂宿を通ったことから江戸時代後半から明治にかけては大変な賑わい見せた。しかし東武東上線の開通によって宿場の機能が失われていった。 |
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