日 光 街 道
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5 杉戸宿から幸手宿へ 歩行地 図 |
杉戸宿入り口-本陣跡-杉戸1丁目-大島交差点-追分-志手橋 6.4km |
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5 杉戸宿
元和2年(1616)人馬の継ぎ立てを命じられ宿ができる。本陣は長瀬家で建物は明治の大火で焼失し、門だけが残る。杉戸の名前は下高野に利根川の渡しがあり、杉の渡(すぎのと)ともいい、これが杉戸に変化したという。
本陣1 脇本陣2 旅籠46 |
2006.12.2粕壁宿からの続き
堤根~本陣前
●宿入口
堤根で左へ入り杉戸宿へ入る。正式な宿は杉戸三丁目から、駅入り口交差点から。その途中にある商屋は●お茶の「いとや」。清酒「杉戸宿」を造る、●関口酒造 12:25 |
●近津神社
創建は貞享元年(1684)以前といわれ、安政5年(1858)と関東大震災後の昭和4年にそれぞれ社殿が再建されている、平成13年5月にも不審火で焼失し現在は仮社殿。本殿工事中。
●明治天皇御休所跡碑
中央三井信託銀行脇にある。明治9年奥州巡行のときのもの。5分間休憩しただけで記念碑が造られるとは・・・ |
■本陣前~杉戸1丁目
●本陣跡
本陣長瀬家跡、大火で焼失する前は建坪166.5坪の屋敷であったとのこと。
●愛宕神社
駅寄りに入ったところにある神社。愛宕神社系は火除け、防火の神様で、特に特徴のある神社ではないが、地元では酉の市が開かれ、古くは六斉市が開かれていた所といわれる。 |
■杉戸1丁目~幸手
●土蔵のある家
本陣の先杉戸1丁目で右方向へ曲がっていく。
左手に宝性院があり、その先にあるのが渡辺家の土蔵のある家。国道4号と又合流する。まっすぐな道がずっと続く。 13:00
●心学の道
大島交差点を右折すると心学の道という碑が立っている。この先の稲荷神社と関係がある。 |
200mくらいの左側に●稲荷神社があり、隣接して県指定史跡の●恭倹舎がある。ここは心学の大島有隣が心学を講じたところである。心学とは石田梅岩を始めとする学問で神道、仏教、儒教を総合し、商人の営利活動を積極的に認め、勤勉と倹約を奨励した教育のこと。この心学を修めた大島有隣らによってこの地にもたらされた。 13:35 |
●追分
道は真っ直ぐ北上を続け突き当たる。そこが日光御成街道との合流地で左から御成街道が来る。石井酒造という蔵元があったらしいのだが、今は●ベルクというスーパーに変わっている。石井酒造はテナントで入っているということだ。日光街道は右折して行き、左に頼朝の鷹狩りに縁がある神宮寺を見、志手橋を渡り左方向へ行くと幸手宿となる。
14:30 |
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