甲 州 街 道




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  41台ケ原~教来石宿  歩行地 図
      台ケ原-白須-前沢-濁川-松原-荒田-下教来石  5.6km

41 台ケ原
 「此の地高く平らにして台盤の如し、・・・・」というところから名付けられたといわれる。甲州道中のなかでも最もよく宿場の面影を残すこの宿は「日本の道百選」に選ばれている。
本陣1 旅籠14   ※ 写真をクリックすると拡大します

 2008年3月29日、韮崎からの続き 14:37
 午後2時半を過ぎて、やっと●台ケ原に入りました。とにかく先を急がないといけない。この宿は造り酒屋、旅籠、商家などが昔ながらの風情を残し、「日本の道100選」に選定されている。宿に入り、最初に現れたのが●道祖神と常夜燈、となりに巨大なきのこのような形のもの。番号が17番と付いているので、案内板がどこかにあるのでしょうが見なかった。

 13番の●秋葉大権現常夜石灯篭。往年宿が大火と洪水にみまわれたので。慶応3年「秋月講」という講が建てた。ここが本陣の「小松屋」跡でもある。
 少し進んだ左側には●「郷倉跡」、非常時用の備蓄倉庫が建っていた。慶応2年の大凶作や大地震の時に役立ったという。「郷倉」というのは外の宿ではあまり見なかったが。またこの場所に高札場が立っていた。

●酒蔵「七賢」  14:45
 中程の右手には、260年の歴史をもつという。造り酒屋の北原家。天保六年この酒蔵の母屋を新築の折、高遠城主から竹林の七賢人の欄間をいただき、それがいまも居間にあるそうで、酒の名前もこれから採られたもの。店の脇に●「明治天皇菅原行在所」の石柱が立っている。台ケ原の地名は明治に一度、菅原に改名している。見学、試飲ができるらしいけど、酒に興味がないけど、建物天保六年建築のままで見学したかった。

 七賢の向かいは、●「金精軒」という和菓子屋で、明治35年の創業。山梨名物「信玄餅」は「金精軒」の登録商標だそうで、信玄餅の元祖というべき店。
 ●登記所跡
 この登記所は明治二十四年二月甲府区裁判所若神子出張所の管轄のうち、菅原村外十ヶ村を分離し、管轄するために開庁された。はじめは龍福寺の庫裡を借りて庁舎としたが、しかし、大正元年十二月に庁舎が新築落成し、以来業務を行ってきた。その後廃所になった。

●荒尾神社と田中神社  14:50
 ここはお茶壺道中の由来がある。家光の時代、京都宇治の新茶を茶壺に入れ、中山道から、甲州道中に入って、この田中神社で1泊し、江戸に向かったという。この道中の格式は高く、御三家の大名でさえ道を譲るほどと伝えられています。神社の先右手に、●一里塚跡の石柱がある。

 ●つるや旅館
 元は「諸国旅人御宿屋鶴屋」といい、旅籠であった。自動販売機の隣には講中の看板が掛けられてはいるが、こちらの部分の方が古いようだが、増築されている。反対側が甲州街道を歩く人がよく利用するという、「梅屋旅館」がある。やがて、街道は国道へは行かず、手前で右折して、●台ヶ原台地の急坂を下り、白州町白須、前沢の集落へと入って行きます。正面には七里岩が未だ続いている

 ●前沢集落 15:20
 前沢に入りさらに畑の中の一本道を道なりに進みます。国道とは分かれており、国道は左奥を走っている。ゆるいながら登り道が延々と続いているので、結構きつく感じた。車も通ることなく、静かで人など一人も見なかった。ここは昔は●「白州松原」ともいったそうで、「松樹鬱りて、緑の風を含み・・白き砂、日に輝き、風景殊にすぐれたり・・」といい、ここから白須、または白州の名の起こりという。今ではその松原はすっかり伐られてしまった

 前沢上信号丁字路で20号線と合流し、国道に沿って、右折して神宮川にかかる濁川橋を渡る。神宮なのに濁川とはこれいかに?という感じだけれど、これは明治神宮にこの川から採った玉砂利を献上したことから、改名したということらしい。
 渡るとサントリー製樽工場があります。国道の左側は正にサントリー王国という感じで、サントリー白州工場、ウイスキー博物館などが並んでいます。その先でまた国道と別れ●松原地区に入ります。左側に大きな●常夜燈。この地区は大きな常夜燈が三つもありました。荒田を過ぎて流川を渡ると次の教来石宿に入ります

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