46 亀山宿から関宿   歩行地図
 亀山本町−東町−東丸町−西町−野村一里塚−落針−大岡寺−関町 6.9km
46 亀山宿
 亀山は関氏の祖、平実忠が文永元年(1264)城を築いたことに始る。その後城主が変り、延享元年(1744)石川主殿頭が入部し、明治まで続く。宿場でもあり、城下町でもあり、繁栄したといわれるが、藩領内に幕府直轄の宿場が置かれたので、参勤交代で通る大名達は亀山宿に宿泊するのを遠慮したといわれます。そのため宿場の規模は大きくなかった。
本陣 1 脇本陣 2 旅籠 21 

2008年11月11日 庄野宿よりの続き
■三本松〜東町
  亀山宿は露心庵跡から始り、本町に入っていく。旅籠はこの本町と隣の東町に固まっていたといいます。●町並は月曜日というせいでもあるのだろうが、人影がまばらでひっそりとしている。本町2丁目、3丁目には●古い民家もいくらか見ることが出来る。宿内には、「こんにゃくや」「たたみや」など屋号が書かれた木札がぶら下がり、宿場を保存しようという努力が見うけられる。13:45

 右手に天守閣風の●大層な建物が見えてきた。と、「衣城しもむら」という看板が架かっているので、呉服屋さんであった。
 本町の先で左へカーブして、右折すると「東町」に入る。●「江戸口門」があった場所で、案内板が立っている。ここには番所がおかれ、通行人の監視や警固にあたっていた。またここから出口の「京口門」までが「亀山城下」だったので、クネクネと七曲りのような道になっている。14:00

■東町〜大手門跡
 右折した先は●「東町商店街」で、アーケードが架けてあり、亀山で一番賑やかな街ではないだろうか。但し本日は平日だし、あまり人は見なかったが。 商店街をしばらく行くと、右手に交番がある●交差点に出る。街道はここで直角に左折する。ここには亀山城の「大手門」のあった場所で、 昔はこの大手門付近まで堀があったので、東海道はここで左に曲げられていた。 14:10

■大手門跡〜池之側橋
 交番裏にある駐車場には●「大手門跡碑」がひっそりと残されている。大手門跡の角を左折して東丸町を進む。坂を下りて行くが、昔ながらの細い曲がりくねった道で、また茶色に舗装されていて、古街道の雰囲気が良く出ている。古い町屋や商家もある。

●「遍照寺」
 坂の途中の左手にある。堂々とした山門につられて入って見た。門をくぐるとえらく急な坂道が続いていて、境内から亀山駅方向の展望がよく、昨晩泊った、「第一ホテル」がすぐそばに見える。●本堂は、亀山藩主在国中の居館であるとともに、亀山藩政務を執る政庁でもあった旧亀山城二之丸御殿の玄関と式台の一部を移築してできたものだそうです。14:15

■池之側橋〜西町
 坂を下ると、亀山城から下ってくる広い道にぶつかって、旧道は●正面の茶色の道を上がって行っている。右側を見ると高台に続く、●亀山城多門櫓など亀山城の遺構が美しく見えている。城を見学するつもりであったのだけど、能褒野への寄道で時間をとってしまい、関宿に着く頃には暗くなってしまうと思ったので、城見学はあきらめた。特に城の石垣が遠くからでも印象的であった。14:25

 交差点から、●坂道を上がって行く。左側に「東海道 亀山宿」の石標が置いてある。東町から西町へ移動して来た。上がって行った左側には●「西町問屋場跡」の案内板が立っている。亀山宿は西町と東町に分かれていて、両方の町にそれぞれ問屋場を置き、半月ごとに業務を交替していたという。

 ■西町〜野村一里塚
 ●西町の町並は東町商店街とは様子が全く異なり、古い旧道の面影が残っていた。右折して左折する枡形の様に通り、梅厳寺の門前脇に●京口門跡がある。案内板によると江戸口門と同様に、石垣に冠木門・棟門・白壁の番所を構え、通行人の監視にあたっていた。往時は下から見上げると、門・番所のそびえる姿が壮麗であったので、「亀山に過ぎたるものの二つあり、伊勢屋蘇鉄に京口御門」と謡われたほどであった。広重の「亀山 雪晴」はここの風景が描かれた。  14:35

 「京口坂橋」を渡った右手にある「照光寺」には亀山の仇討ちで有名な「石井兄弟」によって討ちとられた●「赤堀源五右衛門」の碑と境内奥にがある。
 照光寺を出た街道は急に落ち着いた静かな場所に変わってきて、人通りがほとんど見られない。
このあたりには、●平屋建の旅籠風な造りの(中は二階かも?)建物が並んでいる。 14:40

■野村一里塚〜大岡寺町
 やがて右手に「野村の一里塚」が見えてくる。樹齢400年以上という。巨大な「椋の木」が乗っかっており、三重県に残る唯一の一里塚であり、国の史跡に指定されている。
 一里塚を過ぎて、街道は「野尻」の町を過ぎて行くと左手に●「皇館太神社」がある。参道はとても長くて、寄れそうになく、鳥居だけで失礼させていただく。荘重な雰囲気だけ味わった。

■大岡寺町〜関宿
 神社を通り過ぎて、 ●急な下り坂を降りると県道とJRの線路に突き当たってしまう。ここは陸橋を越え向かい側に出る。
 線路を越えた先は、まっすぐな道がしばらく続き、●「大岡寺畷(だいこうじなわて)」と呼ばれている。昔は道の両側に松並木があったそうだけど、今では消え失せて一本も見られなくなってしまった。 15:10

 左手に●「鈴鹿川」が流れている風景を見ながら時間も気になるので、少々焦りながら走るように進んでいった。名阪国道の下をくぐり、JR関西本線の踏切を越えて行くと、国道1号線にぶつかる。横断して国道沿いに少し行くと関宿看板が立つ。入口左手には●関のお万のもたれ松がある。お万は親の仇を討つため、女ながら、武道に励み、若者のいたずらをかわすために、この松に姿をかくしたという。さて、次の関宿はこの先の「東の追分」からにしたいと思います。15:30
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